2017年5月29日月曜日

今年の桜

もうすぐ梅雨?って時節に今更感はありますが、今年の桜です。
今年はフィルムで桜を何度か撮りました。
折角なので少しだけ貼らせてもらいます。
カメラは全て Canon F1です。

NFD35mmf2.8 1/2000f4.0 FUJI  SUPERIA X-TRA 400
可愛らしく、幹に咲いていた桜。
背景を見る限り、このレンズ、ボケは固いです。
こういう寄った写真だと、f2.0の方が、向いてますね。
このレンズの良いところは、正確な描写と軽いこと。
中に何も入ってないんじゃ無いかと思うくらい、とにかく軽いです。あ、褒めてないですね。

NFD70-210f4.0 1/250f6.3 FUJI  SUPERIA X-TRA 400
唯一持っている望遠ズームレンズですが、
重いせいか、桜撮る時以外に使う場面がないです。
描写は素直でいいなーと思うんですけど。

NFD35mmf2.8 1/125f5.6 Arista Premium 400
1本だけ残っていた、期限切れのフィルムです。
このフイルムも手に入らなくなってしまいました。

近所の諏訪神社。薄暗い境内でしたが、ISO400のフイルムに助けられました。
しっとりとした空気感をうまくとらえていると思います。

NFD28mmf2.0 1/500f6.3 Arista Premium 400
桜と黒い地面のコントラストが強く、
難しい場面でしたが、うまく質感をとらえています。














NFD28mmf2.0 1/500f6.3 Arista Premium 400
薄暗い公園に、木漏れ日が落ちていました。

NFD28mmF2 1/500f4半 Arista Premium 400
桜がはらはらと散る中、暖かく、のんびりした一日。
みんなとても幸せそうに見えます。


フィルムがどんどん減っていく昨今ですが、
焦らず、手に入るもので、楽しんでいければと思っています。

2017年4月25日火曜日

イワタゴシック体オールド


以前、導入したいと書いたイワタゴシック体オールドですが、年末にPr6版を6ウェイト(L、M、D、B、E、H)揃えて導入しました。
本文に使用するのは主に「L、M」ですが、Pro版もPr6版も値段が変わらないので、Pr6版を購入するのがお得です(Pro版は15,444字、Pr6版は23,058字)。

イワタ書体OKな印刷所は多くないのですが、すでにいくつか本文で使ったり、書名のタイトルなどで使い始めています。
実際に使ってみた感想ですが、「ゴシック体オールド」という名前から、フトコロが狭く小ぶりな仮名をイメージしてましたが、実際に使ってみると思っていたほどオールドスタイルでもないな、と。

今回は、いくつか手持ちのゴシック体で、横組みベタの本文を組んでみました。































どのように感じましたか?
本来は本の内容に書体のイメージが合っているかどうかが重要なのですが、今回は読みやすいかどうかだけを見ています。
以下、かなり好みが入った私感です。

「中ゴシックBBB」……モリサワの基本書体で、いつもお世話になっているフォントです。
まず気になるのは、少し太いところ。それから、フトコロが狭いせいもあると思いますが、仮名の左右の空間が不揃いに見えます。横組みだと左から右に目線が動くため、引っかかるような感じがします。同じ横組みでも、キャプションには良く使っていて、全然気にならなかったのですが、長文になると引っかかりますね。ただ、縦組みにはかなり合いそうです。

「MB101(+こがな)」全体的に文字間のアキは揃っていて、目線はスムーズに進みます。ただ、漢字も含めて全体的に文字が大きく感じます(本文組み用の専用小仮名を組み合わせているのですが)。セリフもしっかり付いてます。

「ヒラギノ角ゴ」……MB101(+こがな)と似た印象ですが、セリフが無いせいか、スッキリ見えます。仮名を少し小さくすると、さらに読みやすくなりそう。

「小塚ゴシック」……ぎゅうぎゅうに詰まっている感じで、読みづらい・・やはり仮名も漢字も大きいのが、気になるのかな? 文章が短いと気にならないんだけど、長文には、少々つらい。

「筑紫ゴシック」……今回の6つの中では、仮名と漢字のバランスが一番良いと思いました。セリフが大きめで、一つ一つの文字に癖はあるんだけど、跳ねるようなリズムがあって、流れるようにするする読めます。

「イワタゴシック」……ヒラギノ角ゴ、筑紫ゴシックの間くらいでしょうか。粒が揃っていて、セリフはあるのですが控えめでスッキリ。読みやすいです。

上記の結果から(あくまでも好みです)、「ヒラギノ角ゴ」「筑紫ゴシック」「イワタゴシック」をピックアップして、さらに「ヒラギノ角ゴ」「イワタゴシック」については、仮名を少し小さくしてみます。


















どうでしょう? 読みやすさがアップしたような感じがしませんか?
違う書体を組み合わせるだけでなく、インデザインだと大きさの調整も簡単にできるので、いいですね。

最後にもう一つ。番外で「游ゴシックM」です。
OS付属のフォントですが、オーソドックスで癖がなく、とても好きな書体です。









游ゴシックは、細いの(L、R)を持っていないので、OS付属のMで組んでいます。Mだと、くどいかと思ったのですが、思ったほどではないですね。すごくバランスがよくて好みです。
セリフも控えめで、流した雰囲気が、イワタゴシックオールドの仮名を小さくしたものに似てますね。
LかR、OSにくっつけてくれないかな・・。

長くなったので、今回はここまで。
機会があれば、縦組みでのテストもやってみたいと思います。

2017年3月5日日曜日

沈丁花

早いもので、もう3月。
お陰様で今年は、年明けから急ぎのお仕事など、てんてこ舞いでしたが、ようやく、少し落ちついてきました。
あ、もちろん、喜んではいられる訳もなく、もっとお仕事しないと、ですけど・・。
(これを読んだ編集部のみなさま、お仕事お願いいたします!)


さて、先日モリサワから、フォント更新のお知らせが来ました。
モリサワパスポートのタイプバンク書体に含まれる更新です。

http://www.morisawa.co.jp/support/download/3469

字形の改訂や、プロポーショナルピッチの変更、アウトライン時のバグの修正などが行われたようです。
本明朝など、使用頻度が高いと思われる書体も含まれていますので、まだ更新していない方は、早めの更新をオススメします。

◆改訂書体
 本明朝-EII(標準がな) (Std) 改訂前:1.02→ 改訂後:1.030
 本明朝-EII 新がな (Std) 改訂前:1.02→ 改訂後:1.030
 ぶらっしゅ (Std) 改訂前:1.01→ 改訂後:1.020
 花牡丹-DB (Std) 改訂前:2.01→ 改訂後:3.00
 TBUD明朝 M (Std) 改訂前:1.00→ 改訂後:1.010























写真は、久々に使ったOM-1。軽くて、コンパクトでいいです。

2016年10月21日金曜日

イワタ書体で「限界突破マラソン練習法」

イワタの書体が好きです。
書籍を作っていると、イワタの明朝体で本文組みしたいと思うことが時々あります。この本、リュウミンでもヒラギノでもないな、と。

はんぺんでは、イワタの本文用書体を、単体でいくつか購入しています。(他にもゴシック体など欲しいフォントがあるのですが、なかなか本格的な導入まで至っていません。)
イワタLSTSに入るのが、一番お得だと思うのですが、対応している印刷屋さんが少なくて、踏ん切りがつかない状態です。
先日テレビで、モリサワ書体が全体の8割を占めていると、言ってました。つまり、モリサワパスポートがあれば、殆ど間に合ってしまうと言うことなんでしょうけど、なんとも寂しい状況です。

イワタLETSが始まったのが2005年で、それから10年以上が過ぎました。対応してくれてる印刷所が、もう少し増えてくれてもいいと思うんだけれど。

限界突破マラソン練習法
「サブ4」「サブ3.5」「サブ315」「サブ3」
書き込み式10週間完全メニュー
発行:講談社
定価 : 本体1,200円(税別)

こちらの本では、サブ4から、サブ3までレース前10週間の練習メニューが公開されています。自己ベストを更新しようとする、市民ランナーに向けたトレーニング本です。


先だって発売されたこちらの本では、本文のデザインと本文組み版を担当しました。
本文は1色。縦組み本文部分と、各カテゴリーごとの練習メニュー、付録ページに分かれています。
本文にはイワタの明朝体オールドMを使用しています。
シャープでスッキリ、品があって、長文でも読みやすいですね。




























↓詳細は下記アドレスへ!
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062203098

2016年9月25日日曜日

筑紫C見出ミン-E

8/31にLETSの新書体の先行リリースが始まりました。
LETS契約の皆様は、既にインストールしましたでしょうか?
遅くなりましたが、さわり程度、フォントの確認をしたいと思います。
今回リリースの中で注目したいのは、「筑紫C見出ミン-E」です。
既に「筑紫A見出ミン」「筑紫B見出ミン」と発表されている書体の兄弟になります。
「筑紫A見出ミン」は私も大好きな書体で、何度か本の書名に使ったことがあります。
今回は、この「A」「B」とどういった違いがあるのかをみてみたいと思います。

漢字は共通のデザインなので、割愛。
英数字は、Cだけ新設計です。












まず、横幅から違っています。英文字は少しだけ太めに見えますね。
また、数字は「4、5、7」の横棒に面白い特徴があります。
既存の筑紫A見出しミン、筑紫B見出しミンをベースにしつつも、
全体的に手を入れた感じでしょうか。
欧文のみの書体に負けないこだわりを感じます。


続いて「かな」。
下記はFONTWORKSさんのサイトからの抜粋です。

●筑紫A見出ミン E
仮名は毛筆楷書風で《やや硬質な線質を持ち、活字的な味わい》を表現します。

●筑紫B見出ミン E
仮名は草書・行書風で《流麗な筆運びのテイストを残し古風な味わい》を表現します。

●筑紫C見出ミン E
仮名は金属活字時代の筆運びを踏襲し《言葉に深みを与えつつスタイリッシュさ》を表現します。

特徴の出やすい文字で見比べてみましょう。













Cは、ぐねぐねと力強い印象です。「は」や「な」など、線がつながっている文字もあります。 字面も少し大きく感じます。
名前の通り、こういった太い書体ですので、見出しや書名等に使われることが殆どだと思われます。ですので、どれを選ぶかで、全体の印象も違ってくるかと思います。
似た名前の書体だから、同じ(?)なんて思わず、本のイメージに合った書体をうまく選びたいですね。

先日、モリサワからも新書体のリリースがありました。
さすがモリサワと思わせる大量のリリースでしたが、
こちらも、折を見て紹介したいと思います。

2016年9月10日土曜日

スーパーよさこい2016

2年ぶりに、スーパーよさこいを観に行ってきました。
小学校時代からの友人が出演していまして、
彼と彼の親戚の方々を少し撮影しました。

暑い中、二日間にわたって踊りまくりのですが、
本当に体力があって凄いなと、感心します。
私なんて、撮影だけで、へとへとになってしまいますけど。

みなさま、お疲れ様でした!

2016年8月16日火曜日

オシップ・ザッキン

先月、初めて山梨県に遊びに行ってきました。
あちらこちらと、案内してくれたYさん夫妻ありがとうございました。とても楽しかったです。

















写真はブドウ畑、普通に道路の横に広がってました。THE 山梨って感じ!























上の写真は、ロシア人彫刻家オシップ・ザッキンによる、「野山を歩くファン・ゴッホ」。山梨県立文学館前の公園で見つけました。
存在感がすごいです。世界に3体あるうちの1体ということです。

初めて購入した画集が、ザッキンだったせいか、思い入れがあります。ただ、実物を見たのは、この日が初めてでした。無骨で、味わいがあって、強い主張を感じます。
すごーく良かったです!

美味しい桃、お腹いっぱいいただきました。
山梨、また行きたいです。