2020年5月28日木曜日

このところの巣ごもり報告

コロナも収まりつつある中、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
はんぺんデザインではようやく少しずつお仕事も戻りつつあります。
本当に感謝。ありがたいです。

さて、他の地域から少し遅れましたが、東京では火曜日に非常事態宣言が解除されました。
とは言うモノの、毎日10人前後の感染者が出ています。ものすごく低い確率なのは分かっているのですが、やはりできる限り外出は控えて、巣ごもりのような状態は続けています。

そんな中、2カ月半ぶりに散髪に行きました。かなり緊張しながら行ったのですが、前の時と違って、お店の扉は開け放してあり、店員さんもマスクをしてくれていました。それだけで安心感があり、落ち着いて切ってもらうことが出来ました。
伸び放題で暑苦しかったのが、かなりスッキリしました。
次は三週間後には行きたいのですが、その頃、どうなっているでしょう。何にも気にせず、行きたいときに行けるような状況になっているといいのですが。

気を緩めず、引き続きできる限りの自粛をしていきたいと思います。










FUJI TX-1 90mmF4 フジアクロス100
1/60 f11
これ、去年の冬の写真ですね・・最近は全然写真を撮れていません。

2020年5月12日火曜日

本の紹介

非常事態宣言が出てから一ヶ月が過ぎました。
東京都は感染者数が大きく減りましたが、それでも十分ではなく、結局一ヶ月延長になりました。
うちでは非常事態宣言が出る前から、できるだけ外出しないように自粛していたのですが、じわじわとストレスが溜まってきました。散髪にも2カ月行けてません(笑)。
ただ、自分だけではないですから。状況はみんな一緒なんだと思ってもう一息、頑張っていこうと思います。

さて、今回は4月の末に発売された書籍の紹介。
「エキリ・コミッション 謎の感染症に挑んだ医師たち」です。
中央公論社から1996年に出版された新書本の増補改訂版になります。
戦後の日本を舞台に「エキリ」という感染症に挑んだ日米の医者たちのノンフィクションです。
制作を始めたのは1年ほど前なのですが、コロナ禍の中で出版の運びとなりました。
70年以上前の物語ですが、現代にも通じる物があるのではないかと思います。
日本にもかつて混乱の時代があって、そういった物の無い時代にあっても医師達はできる限りの力で謎の感染症と戦っていたという。医療の専門書ではなく、群像劇として私は読みました。


















エキリ・コミッション
謎の感染症に挑んだ医師たち
著:二至村 菁
発行:エディションベータ株式会社
定価:1,500+税
四六判 並製

はんぺんデザインでは、デザイン一式と、途中からDTPも引き継いで作業しましたが、色々な方に手に取ってもらいたい一冊になりました。

以下、本の仕様です。

●資材
カバー:STカバー白 四六判130kg
帯:コート四六判135kg
表紙:タントN-7 四六判130kg
見返し:NTラシャくち葉 四六判100kg
本文紙:アルトクリーム(米坪78.3g/m2) 46Y 67.5kg

●印刷・加工
カバー:2色(スミ、DIC-478) マットニス
表紙:1色(DIC-289)
帯:2色(スミ、DIC-2303)グロスPP

所持しておきたいなと思ってもらえるような、仕上がりになったのではないかと思います。