2016年9月25日日曜日

筑紫C見出ミン-E

8/31にLETSの新書体の先行リリースが始まりました。
LETS契約の皆様は、既にインストールしましたでしょうか?
遅くなりましたが、さわり程度、フォントの確認をしたいと思います。
今回リリースの中で注目したいのは、「筑紫C見出ミン-E」です。
既に「筑紫A見出ミン」「筑紫B見出ミン」と発表されている書体の兄弟になります。
「筑紫A見出ミン」は私も大好きな書体で、何度か本の書名に使ったことがあります。
今回は、この「A」「B」とどういった違いがあるのかをみてみたいと思います。

漢字は共通のデザインなので、割愛。
英数字は、Cだけ新設計です。












まず、横幅から違っています。英文字は少しだけ太めに見えますね。
また、数字は「4、5、7」の横棒に面白い特徴があります。
既存の筑紫A見出しミン、筑紫B見出しミンをベースにしつつも、
全体的に手を入れた感じでしょうか。
欧文のみの書体に負けないこだわりを感じます。


続いて「かな」。
下記はFONTWORKSさんのサイトからの抜粋です。

●筑紫A見出ミン E
仮名は毛筆楷書風で《やや硬質な線質を持ち、活字的な味わい》を表現します。

●筑紫B見出ミン E
仮名は草書・行書風で《流麗な筆運びのテイストを残し古風な味わい》を表現します。

●筑紫C見出ミン E
仮名は金属活字時代の筆運びを踏襲し《言葉に深みを与えつつスタイリッシュさ》を表現します。

特徴の出やすい文字で見比べてみましょう。













Cは、ぐねぐねと力強い印象です。「は」や「な」など、線がつながっている文字もあります。 字面も少し大きく感じます。
名前の通り、こういった太い書体ですので、見出しや書名等に使われることが殆どだと思われます。ですので、どれを選ぶかで、全体の印象も違ってくるかと思います。
似た名前の書体だから、同じ(?)なんて思わず、本のイメージに合った書体をうまく選びたいですね。

先日、モリサワからも新書体のリリースがありました。
さすがモリサワと思わせる大量のリリースでしたが、
こちらも、折を見て紹介したいと思います。

2016年9月10日土曜日

スーパーよさこい2016

2年ぶりに、スーパーよさこいを観に行ってきました。
小学校時代からの友人が出演していまして、
彼と彼の親戚の方々を少し撮影しました。

暑い中、二日間にわたって踊りまくりのですが、
本当に体力があって凄いなと、感心します。
私なんて、撮影だけで、へとへとになってしまいますけど。

みなさま、お疲れ様でした!