2019年5月20日月曜日

Adobe CCについて

このところ、Adobe CCのアプリが一部使用できなくなっていることが、ニュースになっています。
にわかには信じられなかったのですが、どうも本当のようです。
(うちではいまだにパッケージ版がメインで、事情に疎かったです・・)

これまでのAdobe CCは、CS6以降のバージョンがどれでも使用可能、というのが売りになっていました。それが突然廃止になり、一部のアプリがDLできなくなってしまったようです。
Adobeからすれば、常に最新のアプリを使用してください、ということらしいですが、みんながみんながそういう訳にもいきません。特に問題になるのは、インデザイン、イラストレーターの旧バージョンでしょう。以前から言われていることですが、バージョンが違うと、文字組がずれてしまうなど、気軽にバージョンの更新を行えないのです。(うちでも改版を繰り返しながら、同じデータを何年も使用してるケースがあります。)

DTP系アプリにおいてAdobeは独占的な状態にあります。今までにアルダスやマクロメディアといった、ライバル会社を次々と飲み込んできました。
今回のように独断的なことを行っても、移行する他社がないという・・本当の問題はここにあるかと思います。
今回のニュースで、なんとなく感じていた不安が現実になってしまった、という感じがあります。まずは、Adobeが今回の件を振り出しに戻してくれるといいのですが・・希望的観測です。
今回の措置がとられたのは、5/9。まだ2週間経っていません。
今後どういった所に落ち着くのか、見守っていきたいと思います。

QuarkXpressの復権なんていうのも、もしかしたらあるんでしょうか?